息をかぞえて

禅・こころとからだ

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

坐禅と温泉

先日、小田急ロマンスカーで箱根湯本まで行ってきました。 おそばを食べて温泉につかって、日帰り。 僕、長湯ができなくて、いつも2〜3分つかったらもういいやってなっちゃうんですけど、この日は途中から雷雨となったので、出るに出られず1時間くらい入って…

片手の拍手でズンズズン

只管打坐、数息観と話をしてきました。今回は公案(こうあん)です。 公案は一般には「禅問答」として知られていると思います。「無字」だとか、有名どころだと「片手の拍手を聞かせてみよ」とか。「一休さん」の「このはし、わたるべからず」。うーん、あれは…

一度にふたつはかぞえられない

1から10までくりかえし息をかぞえる、数息観の話。 数字には1→ 2→ 3という連続性があって、1ずつ増えていく。そこでは1+1=2、2+1=3といった「足し算」を連続的にしている。ここで足し算という「思考」をやめると「1たす1は、1と1」になる。2、3といった…

1たす1は、1と1。

数息観でもうひとつ。 このブログのタイトルでもありますが、数息観では「息をかぞえて」いきます。1から10までくりかえし、くりかえし。気が散るのを「次は2、その次は3」と数をかぞえることで、注意をとどめることができます。1→ 2→ 3→ といった「数の連続…

呼吸はいつでもマイペース

もうむかつくくらいにね。マイペースなんです。呼吸の話、数息観の話をします。吸って吐いてる息にあわせて、ひとーつ、ふたーつと1から10までくりかえし数える方法が「数息観(すそくかん)」。数をかぞえるだけなのでシンプルだし、宗教くささもうすいので、…

只管打坐ができるようになった その3

坐禅のブログをはじめてから「テキトーなことも書けないな」と、前よりまじめにすわるようになりました。いままた師匠のシスター青木から公案をいただいているので、公案に参じてもいるのですが、「公案に参じる準備」として数息観からやり直すことにしまし…

只管打坐ができるようになった その2

只管打坐の話をするのでしたね。「ただすわる」、その前提として「考えや感情をはっきりと自覚できる」ことが必要で、そのために「数息観」や「随息観」から始める、というところまで説明しました。 僕の場合でいえば本当はその後、当時の老師から「無字」に…

只管打坐ができるようになった

坐禅を始めて7〜8年になりますが、ようやく最近、只管打坐(しかんたざ)ができるようになりました。ただすわる、というやつです。 一番最初に教わったのは、1から10まで呼吸にあわせて息をかぞえていく「数息観(すそくかん)」。次に、数のカウントをやめ、息…

うんこ坐禅ドリル?

先日、とあるヨガの先生に会う機会があったのですが、腕にふれるとビリビリ「きもちよいヴァイブレーション(((o(*゚▽゚*)o)))」が伝わってきて、「お?おッ!」と笑いがこみあげてくるという、不思議な体験をしました。その先生は胎内記憶もあるとのことで、す…