息をかぞえて

禅・こころとからだ

自分のよりどころ、世界の中心。

自分のよりどころと世界の中心はおなじところで、そこを呼吸でさぐり、定めていくのが坐禅であり、瞑想なのだと思います。

 

最初のうちははっきりしないと思いますが、初心者だろうが短時間であろうが、禅や瞑想をやってる人、やってる時は、みんな必ずなんとなくは触れているはずなので、めげす、やめず、なんとなくでいいから続けていけば、はっきりしてくると思います。

 

自分のよりどころと、世界の中心がズレてくると、ああでもないこうでもないと迷いはじめ、外側の、自分以外の何かに振り回されるのだと思います。だからその都度、呼吸で合わせていく。

 

えらそうなこと言っても、自分の基本的な性質は変わらないみたいで、おとといの朝3時間すわって「ああ調子がいいわい」と思ってたら、渋谷駅近辺でカードやら身分証やらガッツリ入ったサイフを落として、みるみる血の気がひきました。

  

数えきれない人の往来がある渋谷駅ですからね。ひさびさにダッシュしました。ええ、さんざんすわった先から、おサイフに振り回されましたよ。外側の、自分以外の何かにね!

 

10分かそこらしか経ってなかったのが幸いしたか、ここだろう?と思った立ち食いソバ屋にそのまま落ちてて、ああよかった。

 

ダッシュしつつ、腹の底ではどこか落ち着いていた気もします(よく言うわ!)。

 

でも、なるようになれ、なるようになる、みたいな気持ちは、さいきん常にあるかもな。

 

ボケーっとしてるのとおっちょこちょいは僕の基本的な性質で、坐禅しようが瞑想しようが、なおらないみたいです。やらかしたら、そのつどフォローしていくしかない。

 

自分のよりどころと世界の中心に、おサイフももどってきて、よかったよかった( ´∀`)