息をかぞえて

禅・こころとからだ

すわるまえの、ヨガ

股関節がカタくて。昔のガンプラなみの可動域で。両脚を組む結跏趺坐(けっかふざ)はおろか、片っぽだけの半跏趺坐(はんかふざ)もきつかったので、7〜8年ずっと、お尻に座布をはさんで正座してました。

まずそれが許される環境でラッキーでしたね。体験でまわった禅堂の中には、結跏趺坐を強要してくる人もいてψ(`∇´)ψ 。こういう理由で坐禅を敬遠したり、挫折する人もいるだろうなあと思いました。コツを教えるでもなく、ただやれ、我慢しろ!ですから。しかも指導者でもない。ドヤ顔してるベテランさんです。

 

「足よりも背骨。背筋をのばして呼吸に専念すればよし!」という指導者に会えたので、足にハマらず、続けられたのだと思います。あたたかい目で見守っていただきました。

 

それが最近ね、ヨガをはじめたおかげで、半跏趺坐ならなんとかなりそうなとこまで来ました。

 

7年たって今更?とか。体が固いのにヨガ???とか。書きながら「?」が点灯してますが。

 

脚くんですわるの、いいです。浮き輪で海にういているよう。上半身(背骨?)の無理がなくなる。息がらくになる。いくらでもすわれそう。だからってプカプカとゆるふわなかんじでもない。カメラのピントが合ったように、こころもからだも引き締まってきています。

 

脚は邪魔もの。くらいに思ってたのですが、手順をふめば、変わりようはありますね。いきなり結跏趺坐、は無理ですけど。