息をかぞえて

禅・こころとからだ

公案

ウーフはウーフでできている

練馬区のちひろ美術館でやっている、故・井上洋介先生の展覧会に行ってきました。子供の頃から読んでた「くまの子ウーフ」の原画をたくさん見ることができました。ウーフの絵が、青い色づかいのものが多くて意外でした。にこやかで、ゆかいで、とぼけてるけ…

「無門関提唱」山本玄峰

Amazonで古本を入手しました。箱無しということで相場の半額くらい。本そのものは書き込みも汚れもなく美品です。いい買い物をしました。箱を読むわけじゃないですからね。 「無門関」とは公案集で、「提唱」とは公案についての解説みたいなものです。本書は…

山本玄峰老師その2

玄峰老師が住職をつとめていた三島の龍澤寺は、江戸時代にかの白隠禅師が再興した寺で、老師は「白隠の再来」とも言われていたようです。 仏教誌の「大法輪」だったと思いますが、図書館でみつけたバックナンバーに良い記事がありました。「白隠による示衆(…

片手の拍手でズンズズン

只管打坐、数息観と話をしてきました。今回は公案(こうあん)です。 公案は一般には「禅問答」として知られていると思います。「無字」だとか、有名どころだと「片手の拍手を聞かせてみよ」とか。「一休さん」の「このはし、わたるべからず」。うーん、あれは…