息をかぞえて

禅・こころとからだ

山本玄峰老師その2

玄峰老師が住職をつとめていた三島の龍澤寺は、江戸時代にかの白隠禅師が再興した寺で、老師は「白隠の再来」とも言われていたようです。 仏教誌の「大法輪」だったと思いますが、図書館でみつけたバックナンバーに良い記事がありました。「白隠による示衆(…

山本玄峰老師

前回の続きです。うなぎの桜家さんに飾られていた山本玄峰老師(1866-1961)のもうひとつの書「母」。年を重ねるほどアリガタ久奈る? 希ガスとかの変換ミスではありません( ´Д`) 昔の人は当て字をよく使ったとか。「年をかさねるほど、ありがたくなる」ですね…

うなぎと禅

やぼ用で静岡県の三島市まで行ってきました。浜名湖も近いことだし、用がすんだら「自分へのごほうび」でうなぎでも食べようと。 三島ってコロッケがご当地グルメなんですね。「みしまコロッケ」ってハート形のコロッケ。コロッケを売ってた肉屋のおばちゃん…

頭ではわかってるんですけど?

いけないことだと頭ではわかってるんだけどやめられない、受け入れられないことってありますよね。飲むと変わるのに飲んでしまうとか。既婚者どうし好きになっちゃったとか。 僕のばあいブログに書けるのだと、最近は夜のポテトチップスとカップラーメンがや…

姿勢が良くなっていく

ずっと姿勢が悪いんです。小学校の健康診断では「脊柱側彎症(せきちゅうそくわんしょう)」を疑われました。その後、精密検査や治療を行なった記憶はないのでそのまま成長したと思われますが、いまウィキで調べてみたら「これ俺じゃん(゚Д゚)」みたいなレントゲ…

ヨーガの塩澤賢一先生

僕、ライターの仕事をしてるのですが、「月刊秘伝」という武道・武術の専門誌に寄稿していて、いま発売中の10月号ではヨーガの塩澤賢一先生についての原稿を書かせていただきました。テーマは「瞑想坐法」、つまり「すわりかた」です。 これ、坐禅やマインド…

おれの禅を邪魔するのは誰だ?

じっくり落ち着いてすわれる時と、そわそわ落ち着かない時があります。今朝はそわそわしてました。すわるやいなや「あの原稿プリントしなきゃ」とか「ガス料金払わなきゃ」とか、後でいくらでもできることを頭が催促してきます。督促状が重なるようで、いて…

ニンニクヤサイマシマシで。

坐禅を組んだ後はなんらかの気づきがあります。しょうもない気づきも多いのですが、今日は二郎のラーメンがこんもりと浮かんできました。ニンニクヤサイマシマシで。「ああ坐禅と二郎って似てるなあ」と。 (´・_・`) ドンブリ部分が首から下の本体。マシマシの…

沙門空海 唐の国にて鬼と宴す

夢枕獏の小説で、心ある人から薦められていたのですが、いやすごかったです。完結まで17年かかったとか色々とすごいのだけれど∑(゚Д゚) ひとつ挙げるなら「たっぷり坐禅を組んだ後に街を歩くときの感じ」が再現されている。空海は真言宗で禅宗ではないけれど、…

やさしさにチューニングする

つまらないことで腹が立ちます。どうでもいいことでクヨクヨする。たぶんどれも、ものごとがうまくいってる時はスルーできてる出来事です。 すわると少しらくになりますね。出来事との(心理的な)距離がすこし空く。直撃を受けなくなるし、考えを(近視眼的に)…

思いを逝かせてあげる

ジョージ秋山の「弘法大師空海」のセリフで「生きたまま成仏するのが人だ。人間だぞ」というのがあって、なんか心に残ってます。 「成仏(じょうぶつ)」というと迷信のようだけど、死んで極楽に往生することを望むのではなく、思い残すことなく生きて死ぬこと…

ジョージ秋山「弘法大師空海」

ジョージ秋山のマンガ「弘法大師空海」を文庫で読みました。1997年に集英社の「MANGAオールマン」で連載されていたんですね。幽体離脱、超能力、セックス。半分以上が秋山先生の体験談と人生訓なので、空海の学習マンガを期待してたマジメな読者はブッ飛ぶと…

脚と腰を取り戻す

組むと痛いし。正座は正座でしびれるし。すわる時、この両脚がとかくわずらわしく感じられました。ふだんもそうだな。ぶつけて痛い時とか、かゆくてかく時くらいしか、脚のことは意識しなかったかも。 「下半身」という呼びかたも、ちょっと下に見てますよね…

すわるまえの、ヨガ

股関節がカタくて。昔のガンプラなみの可動域で。両脚を組む結跏趺坐(けっかふざ)はおろか、片っぽだけの半跏趺坐(はんかふざ)もきつかったので、7〜8年ずっと、お尻に座布をはさんで正座してました。 まずそれが許される環境でラッキーでしたね。体験でまわ…

坐禅と温泉

先日、小田急ロマンスカーで箱根湯本まで行ってきました。 おそばを食べて温泉につかって、日帰り。 僕、長湯ができなくて、いつも2〜3分つかったらもういいやってなっちゃうんですけど、この日は途中から雷雨となったので、出るに出られず1時間くらい入って…

片手の拍手でズンズズン

只管打坐、数息観と話をしてきました。今回は公案(こうあん)です。 公案は一般には「禅問答」として知られていると思います。「無字」だとか、有名どころだと「片手の拍手を聞かせてみよ」とか。「一休さん」の「このはし、わたるべからず」。うーん、あれは…

一度にふたつはかぞえられない

1から10までくりかえし息をかぞえる、数息観の話。 数字には1→ 2→ 3という連続性があって、1ずつ増えていく。そこでは1+1=2、2+1=3といった「足し算」を連続的にしている。ここで足し算という「思考」をやめると「1たす1は、1と1」になる。2、3といった…

1たす1は、1と1。

数息観でもうひとつ。 このブログのタイトルでもありますが、数息観では「息をかぞえて」いきます。1から10までくりかえし、くりかえし。気が散るのを「次は2、その次は3」と数をかぞえることで、注意をとどめることができます。1→ 2→ 3→ といった「数の連続…

呼吸はいつでもマイペース

もうむかつくくらいにね。マイペースなんです。呼吸の話、数息観の話をします。吸って吐いてる息にあわせて、ひとーつ、ふたーつと1から10までくりかえし数える方法が「数息観(すそくかん)」。数をかぞえるだけなのでシンプルだし、宗教くささもうすいので、…

只管打坐ができるようになった その3

坐禅のブログをはじめてから「テキトーなことも書けないな」と、前よりまじめにすわるようになりました。いままた師匠のシスター青木から公案をいただいているので、公案に参じてもいるのですが、「公案に参じる準備」として数息観からやり直すことにしまし…

只管打坐ができるようになった その2

只管打坐の話をするのでしたね。「ただすわる」、その前提として「考えや感情をはっきりと自覚できる」ことが必要で、そのために「数息観」や「随息観」から始める、というところまで説明しました。 僕の場合でいえば本当はその後、当時の老師から「無字」に…

只管打坐ができるようになった

坐禅を始めて7〜8年になりますが、ようやく最近、只管打坐(しかんたざ)ができるようになりました。ただすわる、というやつです。 一番最初に教わったのは、1から10まで呼吸にあわせて息をかぞえていく「数息観(すそくかん)」。次に、数のカウントをやめ、息…

うんこ坐禅ドリル?

先日、とあるヨガの先生に会う機会があったのですが、腕にふれるとビリビリ「きもちよいヴァイブレーション(((o(*゚▽゚*)o)))」が伝わってきて、「お?おッ!」と笑いがこみあげてくるという、不思議な体験をしました。その先生は胎内記憶もあるとのことで、す…

恋した時に痛むのは?

あの子への想いがズキズキと痛みます。よく笑うあの子。いたずらな目のあの子。誰にもやさしいあの子。はあ。 恋です。 ズキズキと痛んでるのはどこか? そもさんせっぱ、「痛みのありか」はどこじゃ? 胸! うん、胸骨からみぞおちにかけてズキズキしてる。…

坐禅でこころは強くなるのか? その2

前回同じテーマで書いたのですが、よくみたら「手塚治虫のブッダはすごい」という話になっていたので、あらためて書きます。さて、こころは強くなるのか? 「こころがいま何を感じてるのか?」 それは前よりわかるようになります。あと「頭からどんな考えが…

坐禅でこころは強くなるのか?

「こころを強くしたい」と思って始めた坐禅。毎日すわるようになって6〜7年になりますが、はたして心は強くなったのか? そもそも坐禅で心は強くなるのか? いくつか回った禅寺や禅堂の指導者も、何冊か読んだ禅の入門書も、「坐禅をすると心が強くなります…

僕の先生

昨日は定例の坐禅会。おもいがけない、よいことがありました。たまにこういうことが起こるから、やめられないし、継続は大事だなあと思います。今日とても元気です! 僕が参加している坐禅会とその指導者について、もう一度説明しておくことにします。 指導…

鼻で観る

すこし遅くなりましたが、3日前の坐禅会のことを書きます。このところ家ですわる時間をふやしていることもあり、前回の日記で書いたところからもうひとつ、深く静かなところですわることができました。感覚的な話なので、ことばにするのはなかなか難しいです…

雑念をおしのけるもの

毎朝の坐禅は15分を1〜2回。タイマーがわりに15分で燃えきる小さな香を焚いているのですが、今日はひさびさに1時間のロングスティック香を。 ………。 ……………。 長い! なまじっか時間があるので、うっかり何度も気がぬけます。来週の予定ばかり考えてます。 15…

山を歩く

飯能、武蔵五日市。先月、今月とつづけて山を歩いてきました。ともに標高300メートル以下の低い山。入って出るまで3〜4時間。登山の準備をしなくても、普段着でカバンを肩に歩けます。 とはいえ。 ふだん昇り降りしている駅の階段とくらべると、やはり勾配は…